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塗装の基礎知識

なぜ、塗り替えるのか?

美粧効果
塗料は、豊かで多様な色彩・光沢・模様などを表現でき、それにより生活を快適にすることなどが可能です。
保護効果
塗装により、物の表面を保護します。モルタル壁の場合などはヒビが入りやすいので下塗りも微弾性で厚塗りをする、微弾性フィーラーなどが必要になってきます。
機能の付与
塗料は、物の表面の機能をいろいろ変えて物の価値を高めることが出来ます。防カビ・消臭・耐熱など。

外壁塗装の工程

  1. 足場架設(事故のないよう、慎重かつ素早く作業します)
  2. 高圧洗浄(ご希望により、殺藻処理など致します)
  3. 下地調整(ヒビや目地等のコーキングなど)
  4. 壁塗装(養生、下塗り、上塗り2回)
  5. 以外の塗装(金属にはサビ止め、木部には木部用下塗りを塗ってから上塗り)
  6. ダメ直し(悪いところなどを直します。)
  7. 建物本体の掃除(サッシ枠やガラスその他塗装しないところに付いた塗料などをきれいにします)
  8. 足場撤去(事故の無い様慎重にかつ素早く作業します)
  9. 廻りの掃除(最後まできちんと致します)

外壁の種類

塗料の種類は非常に多いのですが、ここでは外部用について述べます。外部は雨風や紫外線にさらされる為、塗膜の寿命が1番大切になりますので、それをつかさどる樹脂の種類で説明いたします。

合成樹脂調合ペイント
耐用年数:1〜3年
”ペンキ”又は”OP(オーピー)”と呼ばれているものです。主に、木部や鉄部に塗ります。モルタル壁には使いません。私は以前、塗料すべてのことを”ペンキ”と言うと思ってましたが、ペンキ屋さんは、これのことを”ペンキ”といいます。
アクリル樹脂塗料
耐用年数:3〜5年
塗り替え用としては、少し寿命が短い気もします。弾性の物もありもちもよかったチョッと前まではこれが主流でした。今は、ウレタンやシリコンに押され、だいぶ少なくなってしまいました。
ウレタン樹脂塗料
耐用年数:8〜10年
とても持ちの良い塗料です。作業性もよく、”どこにでも塗れる”といっていいくらいのすごい塗料です。ここ数年で、木部や鉄部の塗装もペンキからウレタン塗装に代わって行っているようです。ウチでも、5年以上前からこれで施工しております。
シリコン樹脂塗料
耐用年数:10〜12年
トータルバランスにおいて最高の塗料です。外壁塗料の主流になっていきそうです。弱溶剤のもので、木部や鉄部に塗れる物も出てきております。(少々高いですが・・・)
フッ素樹脂塗料
耐用年数:約20年
塗膜がダメになる前に、壁にひびが入ったりして壁本体での問題が生じてしまう可能性が大きいので普通の住宅では必要がない気がします。